書記素色覚(色文字共感覚)

▲私の色字知覚様態である「心の奥の暗い渕に光る色が浮かぶ」感覚を、昔からよく見る明晰夢を背景にして描いたもの。2019年8月に「文字が降る」というタイトルでpixivに公開

▲私の書記素色覚とAIWS。2015年に画展に出展したアナログ画をもとに翌年電子描画し、pixivに発表したもの

私の共感覚は、ものごとを「色・形・質感」で感じるものです。

 最も強いものが、文字に色を感じる「書記素色覚」で、中学卒業までに覚えた文字の全てと、それ以後に覚えた文字の過半数に色を感じます。

 下の図の左側は、漢字の意味する物の実際の色に引きずられています。こうしたものも「誰もが持つ弱い共感覚」として捉える学者さんもおられますが、私は「連想」として区別しています。

文字に感じる色は、上図の上段のような、

「似た音の文字が同系の色になっている(音連関)」

ものと、下段のような、

「音は似ているけれども色は異なる」

ものがあります。

 小学校で覚えたアルファベットの過半数と、高校時代に覚えたハングルの全ては音連関です。

 なので、おそらく「大元の書記素色覚」は小学校低学年までにほぼ出来上がり、以後はそれが無意識下で絡みあったり編集されたりしながら、色が決められていく(現在進行形。今も文字を新しく覚えると色がつくため)のだ思います。